丸竹ロッド製作(いろんなグリップ)

竹の根

グリップに使用する材料はたくさんあります。

EVAとかコルクとか木製や糸巻きや竹製、はたまた鹿角なんか。

竹製だからって和にこだわる必要はないので何でもありなんでいろんなものを使って

自分好みのオリジナルをいろいろ作ってみました。

セパレートタイプにすればグリップ交換が簡単。

今回は冬の時期に竹取に行ったとき、近くの河川敷で道の造成をやっているところで、

竹が無残にもなぎ倒されていた脇に根っこがむき出し状態で出ておりまして、なんとなく手に取ったら

何かしら使えるかもって思った次第です。

これを水分がなくなるまで乾燥させます。

竹の根っこは中空ではありません、しかもたっぷり水分を含んでいて乾燥させると3分の2くらい縮みます。

曲がったものは火であぶってもほとんど曲がったままですので、乾燥させてから必要な部分のみを

使う感じです。

竹の根のいいところって言うか好きなところが節の部分のふくらみ。

何とも言えないんですよね。(笑)

こんな感じがいいかなと思ってはみたものの、中央の部分が短いし、もしかしたらリールハンドルに使えないかふと頭に浮かんだ。(結局のところ作ってません(笑))

それじゃ別の竹で近い物ってことで下のような感じで組んでみることに。尻手部分は竹の根、中央は普通の竹、その前後は節がきれいな部分を使ってみました。

ブランクスは高野竹直径9㎜~7.5㎜全長1100㎜粘り強い最高の竹、スケルトン仕様のリールシートと合わせる。

同じ太さの矢竹より肉厚なため先が重いのでバランサーを尻手部分に入れる必要がある。

今回尻手部分に軽い材料を使ったけど、尻手の材料をいろいろ組み替えることでバランサーの役目も果たせる。

以前使った布袋竹の根堀もいいかな。

根っこは箸置きにもちょうどいい。(笑)

竹の箸置きに竹の箸。竹っていいな。

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