釣った魚をいかに美味しくいただくか。

釣り人であれば釣った魚をよりおいしくいただくために、いろんなことを試されてると思いますが

一つ以前から試している砂糖で締める方法を改めてまとめてみました。

まず魚は鮮度が命。

釣った魚をなるべくストレスがかからないように薄暗い魚籠に生かしておきましょう。

今使用中の魚籠。廻りが黒くストレスが少ないようです。

そして釣り場で内臓と鱗をそぎ落とします。ヌメリを落とすのが重要で、金属たわしできれいに取り除きましょう。内臓は血合いもきれいにそぎ落とします。そして、出来れば神経締めなんかも併用するといいでしょう。神経締めに関しては頭を少し切って背骨のほんのちょっと上の柔らかい部分へステンレス棒を差し込んで抜き差しして神経を抜いてしまいます。びくびくッと暴れますのでしっかり押さえましょう。

神経締めをすると魚が硬直しなくなりますし、あとの処理がしやすいのも利点です。

そして下処理が終わった魚をビニール袋に入れ砂糖をドバっと少し多いかなと思うくらい入れてまんべんなく回します。

量的には1キロに対して150g程度かな?まんべんなく回るくらいです。適当でごめんなさい。

あとは氷の入ったクーラーボックスで保存しましょう。氷締めも兼ねています。釣り場でここまでやると帰ってからの手間が省けるので是非試してみてください。

ここで時間に関してですが、この状態で締めるのに必要な時間は30~1時間くらいが目安になります。

帰るのに時間がかかるようであれば途中で砂糖を入れてもいいですし、洗ってもいいでしょう。

ただ出来れば捌きたてに砂糖を振りかけたほうが臭みが抜けるようです。

なぜか?多分ですが、魚の身の中の血もうまい具合に抜けているようなのです。血が固まる前に水分と一緒に抜けるのかもしれません。

砂糖と塩の違いについて

砂糖は水に溶けやすく、身に浸透しにくい。塩は水に溶けにくく身に浸透しやすい。

水に溶けやすいと言う事は水分を吸収しやすい。

これは分子量に関係するそうで、 塩58.5 砂糖342.2 砂糖に比べて塩のほうが分子量が小さい為身の中まで浸透しやすいらしいです。

塩は少量でも塩分を感じやすい為、振り塩で十分味が沁み込みます。砂糖は甘みを感じるほど浸透せず、コクが増す程度。

どちらも取り過ぎはよくないので程々にしましょう。

〆の順番

血抜き→神経締め→砂糖締め→氷締め。ラストに酢締め。

冷水で余分な砂糖を落とし、水分をふき取り刺身、塩焼き、天ぷら、空揚げ等々お試しあれ。

そして余ったら冷凍保存→水分が少なくなっているので比較的長く保存が可能になりますよ。

そしてもう一つ酢締めでマス🍣寿司。

砂糖締めした切り身を振り塩で30分くらい置き、身が浸るくらい酢を浸しラップで押さえ15~30分くらい塩抜き後頃合いを見てふき取りますと寿司ネタ完成です。味付けは挑戦有るのみです。

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