竹竿(補強糸巻き&金属フェルール)

補強巻き(飾り巻きその他共通)

手元部分を絹糸で補強巻きを施します。丁寧に根気よく隙間を開けないように且つ重ならないよう少しテンションを掛けて巻きます。

多少の隙間が空いていますが鉛筆とかで軽くこすってあげると隙間がなくなります。

こんな感じで隙間がきれいになくなります。

さらにエポキシを薄めて浸みこませるように塗ると白い絹糸はほぼ透明に仕上がります。乾燥後軽くペーパーを当て本塗りに移ります。エポキシを塗る前にライターとかで軽く毛羽立ちをなくすこともできますが焼ききらないように注意しましょう。私の場合は下塗りをした後に整えることにしています。

ガイド巻きとか、他の部分の補強巻きも同様に行います。

色がついた糸は塗装をすると変化する為、試し塗りをしたほうがいいでしょう。どちらかと言えば濃い色になるかな?

金属フェルール

今回使用するジョイントは金属フェルールを使用します。5.5 7.5 9.5 12.5を各種購入。安価なものから高価なものまでたくさんありますがこれで十分です。

ちょいと穴径が小さいので削って挿入します。補強芯(フェルールの倍くらい)を挿入していますので強度的には問題なし。

私はエポキシ接着剤で固定するのですがこれがまた苦労するところ。竹がまっすぐではないのでジョイントする竹同士で仮組が必要です。接着した後でも竹をあぶって曲げられるのですがある程度まっすぐに取り付けることが必要になります。

グルーガン用の接着棒や透明な床補修用の樹脂でもOKです。この2つは熱すると柔らかくなり何度でも調整が出来ますが、グルーガン用だと強度が心配です、床補修用だと溶かして塗るのが意外とむづかしい。うまくなれば床補修用が一番適しているかもしれません。垂れても削り取ればOK。

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