竹竿(切込み、フェルール取付)
2020年2月1日
2020年2月4日

切込み&フェルール取付
3本組のルアー&フライロッドの切込みを行い金属製フェルールを取り付けてみた。1本はグラスフェルールを採用。

欲張りな私はバットを取り換えられるように船用のフェルールを採用しています。邪道ですが個人で使用するので何でもありです。
左から8尺2本継(穂先はグラス製)、8尺4本継(穂先はグラス製)、9尺3本継(すべて竹製)

太めの竹は根曲竹を使用しています。丈夫でいいのですが癖が強く火入れが苦労しますね。バット部分に最適で胴調子のロッドになります。細目の竹は海岸線で採取した矢竹です。細身ですが張りがあり強いです。スリムな竿に仕上がります。

それぞれ個性があっておもしろい。太めの根曲竹は節の部分をペーパー掛けしてスリムにします。細身の矢竹みたいにはいきませんが見た目が良くなります。一番上が完成形です。

穂先はグラスを使用して調子を整えます。一番簡単に作れるし折れにくいのでいいかなと。削って調子が出せますしね。いつかは削り穂とか作る気ではいますが(笑)。
あとは補強巻きとか、ガイド取付とか、最後に塗装が残っていますがぼちぼち進めていく予定です。今シーズンに間に合うようにガンバです。