春のグルメ

3月になると暖かい日差しを浴びてすくすくと新芽が顔を出します。河川敷とか、田んぼのあぜ道なんかに目を向けると可愛らしい土筆や、産毛をまとったヨモギ、緑鮮やかなノカンゾウの新芽が顔を出します。最近では天然物を見かけることが少なくなりましたがフキノトウがいいですね。

土筆

ツクシはアルカロイドを多く含むので、大量摂取は避けたほうがよいとされています。とはいえ、アク抜きした状態で、通常の惣菜として食べる程度なら問題ないでしょう。袴を取り水洗いをして天ぷらがいいでしょう。胡麻和えとかは水にさらしてあく抜きをしてから調理してください。

 ツクシにはカロテンや抗酸化作用が強いビタミンEも多く含まれ、野菜の中ではトップクラスの含有量となっているそうです。

上が土筆(袴除去後)、下がヨモギ

あく抜きをしていないものは少し苦みが残りますがシャキッとした歯触りがいい。

ヨモギ

厄介者の雑草としてとらえられているかもしれませんが昔から食されている山菜です。春先の柔らかい新芽はヨモギ餅として用いられてきましたが今回は天ぷらで春の香りと栄養をいただきます。

整腸作用がすこぶる優れているらしく栄養価の高い食材です。また日本のハーブとして利用できるので大いに利用しましょう。

少し苦みがありますがヨモギの香りが鼻をくすぐる一品です。

ノカンゾウ

春先の新芽をいただきます。ナイフで茎の根元から白い部分に葉を入れて切り取ります。白い部分は柔らかくてぬめりがあり軽く茹でて酢味噌和えがいいでしょう。今回は天ぷらでいただきます。解熱、不眠症、利尿作用にいいとされます。初夏の蕾も食材として重宝しますよ。

左からヨモギ、ノカンゾウ、フキノトウ

程よいヌメリとシャキッとした歯触りがいい。癖がなく万人向け。

6月以降の蕾を天ぷらお浸しでどうぞ。(中華の金針菜と同等)

フキノトウ

言わずと知れた春の食材。近頃はスーパーでも出回り1パック(5個程度)で200円以上の高級食材の仲間入りでしょう。0円を探したら(栽培注意)ぜひいただきましょう。

肝機能硬化や発がん抑制、健胃効果があるとされています。苦みが強いので程々に!

やはり天ぷらでいただきます。フキの香りと程よい苦みが食欲をそそります。これぞ春の山菜と言った感じ。

これからが山菜シーズンの到来です。栄養たっぷりの山菜を食べれば健康間違いなしですよ。春の苦みをいただいてウイルスを吹き飛ばしましょう。

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