夏のキノコ
7月~8月梅雨時期から暑い夏の時期に美味しいキノコを食べよう。
通年生えるキノコとしてシイタケ、ヒラタケ、キクラゲがある。梅雨が明けてくるころからいろんなキノコが出てくるから面白いだろう。ただし毒キノコには注意が必要だ。
6月初旬ヒラタケの株
毒キノコのツキヨタケは芯の部分が黒い
6月初旬のシイタケ
切り株に生えたキクラゲ
このように散策していると思わぬところに生えている。キクラゲは駐車場の切株に生えていたりするから面白い。
夏の暑い盛りにはチチタケやタマゴタケと言ったキノコが採れる。
森の中に真っ赤なキノコが顔を出しているのは食用のタマゴタケ。なるべく傘の開き切らないものを採取する。根元の白い卵の殻のようなものが特徴だ。形がそっくりな白いタマゴテングタケや赤い傘に白い斑点があるテングタケがあるがどちらも毒キノコ。ドクツルタケ(毒)は赤い傘に白い茎。初心者は必ず上級者と一緒に同行しよう。
出汁を効かせてお吸い物やみそ汁、スパゲティーなんかによく合う美味しいキノコ。
チチタケに関しては地方により食べたり食べなかったり様々だが栃木名物になって重宝される。触ると白い液がにじみ出る。似ているキノコで白いのがあるが食用にしない。えてして白いキノコは毒キノコと思って間違いない。
油とナスとの相性がいいので軽く炒めてうどんの出汁として利用する。
保存する場合はごみを洗い流し、一回分ごとにビニール袋に入れ冷凍保存する。再使用の際はそのままビニールから取り出せば料理できる。
実際夏山は虫が多いのが嫌いだ。ヒルにアブやダニ、特に山ヒルは厄介だ。白いズボンに長靴をはき裾をガムテープでぐるっと目張りしないと大変。気が付いたら真っ赤になっていたりしたことはないだろうか。たまに立ち止まってヒルを払い落とす必要がある。そのためには汚れてもいい目立つ白いズボンがいい。あとはダニやアブ対策に虫よけスプレーは必需品となる。
実際写真のようなところを散策します。注意する点はたくさんあるので、もし出かけるようでしたら上級者と一緒に出掛けましょう。