竹竿(仕上げ)

エポキシやめて漆塗り
久しぶりに製作途中の竹竿を仕上げてみたいと思います。試し釣りも終えていつ仕上げるかタイミングを逃しておりまして、ほったらかし状態でした。
ふと思い出し塗りの仕上げをやることに。ただ部屋が狭い為ロッドキーパーをセットできるスペースがありません。いつも現場事務所を休みの日に利用していたためスペースを確保できていたけれど、さてどうすっか?
そういえばまだ漆が残っていたのを思い出し今回は漆で塗ってみることに。エポキシだとロッドキーパーにセットしてモーターを半日以上回し続ける必要があるため無理。
エポキシと漆の簡単な違い
エポキシ樹脂は2液混合で透明度が高く塗膜も強靭な為ロッドコーティングの代表でしょう。ただ乾燥させるためにダレが起きないようロッドを回し続ける必要があり場所がないと厳しい。化学反応での硬化。熱に強く、強靭な塗膜、紫外線には弱い。ラッカー薄め液で薄められます。
漆は市販品のものしか使ったことがありませんが透明度は本透明で少し色がつく程度。高温多湿で硬化する為、室と呼ばれる箱で保管するみたい。箱なんか使わずとも風呂場においておくと一晩で乾燥できます。ちょいとにおいますが( ´艸`)。乾燥後は熱に強く、強靭、紫外線に強いといいことづくめ。和竿には適していると思います。アルコールで薄めることができますが専用の薄め液が必要です。
注意としてどちらも換気をしっかりと行いましょう。




漆を塗る場合薄め液で薄めて刷り込むように薄く塗り重ねるのがいいです。3回ほど繰り返すといいでしょう。はがれにくくなります。市販品の漆は室に入れなくても硬化するようにできてるみたいで、刷り込んでいく途中で伸びなくなってしまいます。薄めて使用することをお勧めします。原液のままだとやり直しがきかなくなるので注意しましょう。漆とかの塗料は上州屋さんとかで売ってますが、ヤフーショッピングではお得に探せます。