釣ったお魚をさばいて食べよう。マス編

釣りのあとのだいご味は何といっても食べること。ただ魚をさばくのは大変です。誰かに頼めばいいんでしょうがそうもいかない、やはりここはひとつ覚えてみましょうか。
今回はマスの調理法を伝授しましょう。(伝授と言っても私は板前ではありません自己流でス。)ご参考までに。
マス(黒保根フィッシングさんのマイトサーモン)
黒保根さんとこのマイトはチョー美味。食べない手はない。臭みがなくスーパーで売っているサケよりおいしい。他の魚も美味。(マイトを釣るのはなかなかむずいけどw)
現地で血向きと、はらわたを取っておいたマスさんの鱗をきれいに採ります。(臭みの原因のぬめりを取るのが目的)刺身にする場合は皮を剥ぐのでそのままでも結構です。私の場合調理の時滑るので取るようにしています。頭は胸鰭と一緒に切り落とします。胸鰭は塩焼きか頭付きで煮つけでいただくと美味しいよ。(ショウガ多めがおすすめ)
少しづつ背骨に沿って包丁を入れるのですがこのサイズ(50㎝)位ですと一気に包丁を入れます。しのぎをあてると言いますがでっぱりの部分を背骨にこするように滑らせます。よく切れる包丁で丁寧に行ってください。(感覚は練習あるのみですw)
こんな感じで開けましたら、ハラ骨をそぎ落とします。ハラスは塩焼きでいただきましょう。
皮をすきとります。まな板に押し当てるように滑らせます。少し身が残ってしまいましたが、ご愛敬。

皮を剥ぎ終わったら背骨に沿っている骨をピンセットで取ってください。川を剥ぐときもこのサイズのピンセットでつまむと滑らないでいいですよ。

先ずは新鮮なお刺身でいただきましょう。養殖物は安心していただけます。
実はこの時(12月)はらこがたっぷり(いくら並みの大きさ)酒みりん醤油で漬け込みます。めったにありませんが、はらこ飯は最高ですよ。
これが卵を持っていたマスさん。完全に色が抜けてしまってます。そこで急遽魚バーグを作ってみることに。
いたって簡単。まずは皮と骨を同じ要領で取り除きみじん切りにします。
適度に包丁でたたいて、ショウガとネギもみじん切りにします。
酒orみりん少々とみそ適量で混ぜ合わせます(ここまではナメロウと一緒なのでこのままでも食せます。)
つなぎの片栗粉を適量入れてこねますと出来上がり。あとはハンバーグを作る要領で成型して完成。
はらこはチーズを添えておつまみで。 魚バーグ完成お好きなソースで召し上がれ。
次回はちょっとむづかしいヒラメの調理(捌きから)をご紹介します。