キノコ狩り

本格的なキノコシーズン到来。
春から秋にかけて採取した一部を紹介します。ヒラタケ(通年)、シイタケ(通年)、チチタケ(夏~秋)、タマゴタケ(夏か~秋)、キクラゲ(通年)、ハナイグチ(秋)、チャナメツムタケ(秋~)、クリタケ(秋~)。

広葉樹の幹に生えたヒラタケ(6月初旬)これだけあれば十分な量がある。

先ずは半分に割ってみよう。芯の部分が黒いものは有名なツキヨタケ(毒)なので注意したい。スギヒラタケ(毒)と言うのが稀に食中毒を起こすことが判明したらしい。杉林によく生えているウスヒラタケに似ている白いキノコ。

天然のシイタケ。(5月中旬)川沿いの倒木に生えていた。稀に見つけることが出来るが、これもツキヨタケに注意したい。

チチタケ(7月下旬)栃木ではうどんの出汁として珍重されるキノコだ。夏のキノコの代表。山ヒルに注意。

立派なチチタケ。5本もあれば5人分の出汁が採れる。

森の貴婦人タマゴタケ。(8月中旬)真っ赤なキノコで遠くからでも見つけられる。真っ白でそっくりなドクツルタケ(猛毒)やベニテングタケ(毒)に注意。

いろんな料理に利用できるキノコ。良い出汁が採れる。

何気ないところにキクラゲが!乾燥したものも水に戻せば利用できる。(通年)

秋の代表格ハナイグチ(10月初旬)

カラマツ林に生えるのでカラマツタケとか落葉キノコと言う。信州から北海道にかけてが有名。

比較的大きいのであっという間に籠一杯!ぬめりがありごみが付きやすいので、丁寧に扱おう。湯がいて洗うとごみが取りやすい。

チャナメツムタケはクリタケと並ぶ美味しいキノコ。落ち棒に生えるため地面から生えているように見える。(10月中旬)

こちらがクリタケ。もっときれいな写真があればいいのだが、倒木や立ち木に生える代表的なキノコ。(10月中旬)

クリタケはなんにでも料理できるおいしいきのこ。ニガクリタケ(猛毒)に似ているので注意が必要。ニガクリタケは黄色っぽく小さい、傘の裏は黒く、群生している。稀に大きなものがあるので注意したい。ちょっとかじってみるとものすごく苦い。(マネしなほうがいいですw)
注意すること!
キノコ狩りは決してうる覚えで採取しないこと。毒キノコが一本でも混じるとすべてがだめになるパターンがあります。触るだけでもやばいやつとか(カエンタケ)あるので注意してください。まずは上級者と一緒に図鑑を持って出かけましょう。(スマホだと電波が入らない場合が多い) 近頃はキノコ狩りを売りにしている山もありますし、長野ではマツタケ狩りも出来ますしね(ぜひ行ってみたい)。
害虫や毒蛇、はたまた熊と遭遇とか、谷底転落とか、山は危険がいっぱい潜んでいます。楽しむためにはそれなりの知識と経験が必要になってきますが、少しづつ覚えてみるといいでしょう。
また、何も無理して山の奥深く入る必要はありません。山間の道路わきに生えていることがありますし、散歩がてら見つけてみると楽しいかもしれません。まずは図鑑を片手に写真に収めて確認する(してもらう)といいでしょう。アプリもありますし、最近は放射性物質も問題になっていますので近くの自治体とかでも調べてもらえます。